「おばあちゃんが家でずっとテレビを見ているだけで心配」「何か趣味を持ってほしいけれど、どうすればいいかわからない」「趣味がないことで、このまま体力や気力が落ちていかないか不安」
大切なおばあちゃんが毎日同じように過ごしている姿を見て、心配になっている方は多いのではないでしょうか。趣味がないこと自体は悪いことではありませんが、何にも興味を示さない状態が続くと、心身の健康に影響が出る可能性があります。
この記事では、おばあちゃんに趣味がない理由と背景、無気力のサインと原因の見極め方、おすすめの過ごし方10選、家族ができる具体的なサポート方法、そして専門家への相談が必要な場合について詳しく解説します。押し付けにならず、おばあちゃん自身が楽しめる活動を見つけるためのヒントをお届けします。
おばあちゃんに趣味がない理由と家族が心配になる気持ち
まず理解しておきたいのは、おばあちゃんに趣味がないことは必ずしも問題ではないということです。ただし、家族が心配になる気持ちも自然な感情です。
年齢とともに興味が変わるのは自然なこと

若い頃は楽しんでいた趣味でも、年齢とともに興味が薄れることは誰にでも起こる自然な変化です。
例えば、昔は旅行が好きだったけれど、長時間の移動が体力的に辛くなった。手芸が趣味だったけれど、目が見えにくくなって細かい作業が難しくなった。ガーデニングを楽しんでいたけれど、腰が痛くて屈むのが辛くなった。
このように、体力や身体機能の変化により、これまで楽しんでいた活動ができなくなることがあります。また、配偶者や友人との死別により、一緒に楽しんでいた趣味を続ける気力がなくなることもあります。
重要なのは、「趣味がない」=「問題がある」と決めつけないことです。おばあちゃん自身が、静かに家で過ごすことに満足している場合もあります。ただし、何にも興味を示さず無気力な様子が見られる場合は、注意が必要です。
加齢による意欲低下や身体の変化が影響する

おばあちゃんに趣味がない背景には、加齢による自然な変化が関係していることが多くあります。
意欲の低下は、加齢とともに起こりやすい変化の一つです。脳の機能が少しずつ変化することで、新しいことに挑戦する意欲や、何かを楽しもうとする気持ちが薄れることがあります。これは、病気ではなく老化による自然な変化である場合もあります。
体力の低下も大きな要因です。以前のように体が動かなくなると、外出することが億劫になったり、趣味に取り組む体力がなくなったりします。疲れやすくなることで、「何かをしたい」という気持ちよりも「休みたい」という気持ちが強くなるのです。
社会とのつながりの減少も影響します。配偶者や友人が亡くなったり、子どもが独立したりすることで、一緒に活動する相手がいなくなります。人との交流が減ると、外出する機会も減り、家にこもりがちになってしまいます。
家族が心配になるのも当然の感情

大切なおばあちゃんが毎日同じように過ごしている姿を見て、家族が心配になるのは当然の感情です。
「このまま体力が落ちていくのではないか」「認知症になってしまうのではないか」「孤独で寂しい思いをしているのではないか」といった不安は、家族だからこそ感じる心配です。
実際に、趣味や活動がないことで、以下のようなリスクが高まる可能性があります。
体力の低下:家でじっとしていることが多くなると、筋力が衰え、転倒のリスクが高まります。
認知機能の低下:脳への刺激が減ることで、記憶力や思考力が低下しやすくなります。
孤独感や抑うつ:社会とのつながりが減ることで、孤独を感じたり、気持ちが沈みがちになったりします。
ただし、家族の心配が大きすぎると、かえって本人を追い詰めてしまうこともあります。「何か趣味を持たなければいけない」と本人が義務感を感じてしまうと、楽しむことができず、かえってストレスになってしまいます。
大切なのは、心配する気持ちを持ちながらも、おばあちゃんの気持ちや状態を尊重し、無理のない範囲でサポートすることです。
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趣味がないおばあちゃんに見られる無気力のサインと原因
趣味がないこと自体は問題ではありませんが、無気力な状態が続いている場合は、何らかの対処が必要かもしれません。ここでは、注意すべきサインと原因について解説します。
単なる興味の変化か抑うつ状態かを見極める

趣味がないことが、単なる興味の変化なのか、それとも老後うつ(高齢者うつ病)のサインなのかを見極めることが重要です。
単なる興味の変化の場合
特定の趣味には興味を示さないが、日常生活は普通に送れている
食事や睡眠に問題はなく、表情も穏やか
家族との会話は普通にできる
テレビを見たり、孫の話を聞いたりすることは楽しんでいる
抑うつ状態の可能性がある場合
何に対しても興味や喜びを感じられない状態が2週間以上続いている
食欲がない、または逆に食べすぎてしまう
眠れない、または寝すぎてしまう
疲れやすく、体がだるいと訴える
「生きていても仕方ない」「迷惑をかけている」といった否定的な発言が増えた
身だしなみに構わなくなった
表情が暗く、笑顔が見られなくなった
抑うつ状態のサインが見られる場合は、単に「趣味を見つければいい」という問題ではなく、適切な医療的サポートが必要な可能性があります。
視力や聴力の低下が趣味から遠ざかる原因に

見落とされがちですが、視力や聴力の低下が、趣味から遠ざかる大きな原因になっていることがあります。
視力の低下による影響
読書が好きだったのに、文字が読みにくくなってやめてしまった
手芸や編み物が趣味だったのに、細かい作業が見えにくくなった
テレビの画面が見づらくなり、楽しめなくなった
料理をする際に、材料の状態が見えにくく不安になった
白内障や緑内障など、加齢による目の病気は治療で改善できる場合も多くあります。「年だから仕方ない」とあきらめず、眼科を受診することで、再び趣味を楽しめるようになる可能性があります。
聴力の低下による影響
人との会話が聞き取りにくく、交流することが億劫になった
カラオケや音楽鑑賞が楽しめなくなった
サークル活動で周りの話が聞こえず、参加をやめてしまった
テレビの音が聞こえにくく、内容が理解できなくなった
聴力の低下も、補聴器を使うことで大きく改善できます。「補聴器は恥ずかしい」と感じる方もいますが、最近は小型で目立たないタイプも多くあります。耳鼻科で相談することで、適切な補聴器を選ぶことができます。

視力や聴力の問題は、本人が気づいていないこともあります。「最近、本を読まなくなったね」「テレビの音が大きくなったね」といった変化に気づいたら、優しく声をかけてみましょう。
認知症の初期サインとして現れる無気力もある

趣味への興味がなくなることは、認知症の初期サインの一つとして現れることもあります。
認知症の初期段階では、記憶力の低下よりも先に、意欲や関心の低下が見られることがあります。これを「アパシー」と呼び、認知症の早期症状として注意が必要です。
認知症の初期サインとして見られる変化
以前は楽しんでいた趣味に、急に興味を示さなくなった
何をするのも面倒くさがり、外出しなくなった
身だしなみに構わなくなった
会話が減り、質問にも簡単な返事しかしなくなった
表情が乏しくなり、感情の起伏が少なくなった
同じことを何度も聞いたり、物の置き場所を忘れたりする
ただし、これらの症状があるからといって、必ずしも認知症とは限りません。老後うつや、他の病気でも似たような症状が現れることがあります。
大切なのは、自己判断で決めつけないことです。「認知症かもしれない」と決めつけて本人を傷つけるのではなく、「最近元気がないから、一度お医者さんに診てもらおう」という優しいアプローチが効果的です。
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おばあちゃんに趣味がない時におすすめの過ごし方10選
ここでは、趣味がないおばあちゃんでも気軽に始められる、おすすめの過ごし方を10個ご紹介します。大切なのは、本人が楽しめるかどうかです。
手軽に始められる散歩や塗り絵などの趣味

【1】散歩・ウォーキング
特別な準備や道具が不要で、今日からでも始められる活動です。近所を15分歩くだけでも、適度な運動になり、気分転換にもなります。
効果:筋力の維持、骨の健康、気分転換、認知機能の維持
始め方:まずは家の周りを1周するところから。慣れてきたら、少しずつ距離を延ばしていきます。買い物のついでに遠回りして歩くのも良い方法です。
【2】大人の塗り絵
座ってできる活動で、体力に自信がない方でも楽しめます。最近は高齢者向けの塗り絵本も多く販売されており、好きな絵柄を選べます。
効果:集中力の向上、ストレス解消、手先の運動、達成感
始め方:書店や100円ショップで塗り絵本と色鉛筆を購入。最初は簡単な図柄から始めて、完成したら飾ることで達成感が得られます。
【3】読書
自分のペースで楽しめる趣味です。小説、エッセイ、雑誌など、好きなジャンルを選べます。
効果:脳の活性化、知識の拡大、ストレス解消、想像力の維持
始め方:図書館を利用すれば無料で本が借りられます。文字が小さくて読みにくい場合は、大活字本や電子書籍(文字サイズを大きくできる)がおすすめです。
体を動かすガーデニングやウォーキング

【4】ガーデニング・鉢植え
植物を育てることは、適度な運動になり、成長を見守る楽しみもあります。庭がなくても、ベランダや室内で鉢植えを楽しめます。
効果:適度な運動、自然との触れ合い、達成感、季節を感じる喜び
始め方:まずは育てやすい花(パンジー、マリーゴールドなど)やハーブ(バジル、ミントなど)から始めます。水やりや手入れをすることで、毎日の楽しみができます。
【5】軽い体操・ストレッチ
自宅でテレビを見ながらでもできる運動です。ラジオ体操は10分程度で全身を動かせる優れた体操です。
効果:筋力の維持、柔軟性の向上、血行促進、転倒予防
始め方:朝のラジオ体操を習慣にする、YouTubeで高齢者向けの体操動画を見ながら行う、地域の体操教室に参加するなどの方法があります。
【6】カラオケ
歌うことは、楽しみながら運動にもなる活動です。お腹から声を出すことで、呼吸器の機能維持にも役立ちます。
効果:ストレス解消、脳の活性化、呼吸機能の維持、幸福感の向上
始め方:家庭用のカラオケ機器を導入する、スマホのカラオケアプリを使う、友人とカラオケボックスに行くなど。歌うことが好きなおばあちゃんには特におすすめです。
人とつながるボランティアや地域活動

【7】料理・お菓子作り
料理は、脳を使いながら手を動かす活動で、認知症予防に効果的です。完成した料理を家族に食べてもらえる喜びもあります。
効果:脳の活性化、達成感、家族とのコミュニケーション、栄養管理
始め方:新しいレシピに挑戦する、孫と一緒にお菓子を作る、季節の料理を楽しむなど。火の扱いに不安がある場合は、IHクッキングヒーターの導入も検討しましょう。
【8】地域のボランティア活動
誰かの役に立つ活動は、生きがいを感じられる大切な経験になります。清掃活動、見守り活動、子ども食堂の手伝いなど、さまざまな活動があります。
効果:社会とのつながり、達成感、自己肯定感の向上、新しい友人との出会い
始め方:地域のボランティアセンターや社会福祉協議会に相談すると、自分に合った活動を紹介してもらえます。
【9】写真撮影・カメラ
散歩のついでに風景や花を撮影することで、外出する目的ができます。スマホのカメラでも十分楽しめます。
効果:外出の機会増加、観察力の向上、創造性の発揮、思い出の記録
始め方:まずはスマホで身近な花や風景を撮影。撮った写真を家族に見せて会話のきっかけにすることもできます。
【10】映画鑑賞・音楽鑑賞
座って楽しめる娯楽で、体力に自信がない方でも楽しめます。映画館ではシニア割引がある場合も多いです。
効果:感動体験、ストレス解消、会話のきっかけ、外出の機会
始め方:家族と一緒に映画館に行く、自宅で動画配信サービスを利用する、好きな音楽CDを聴くなど。
趣味選びのポイント
・本人が少しでも興味を示すものから始める
・体力や体調に合わせて無理のないものを選ぶ
・お金がかかりすぎないものから試す
・家族や友人と一緒に楽しめるものだと続きやすい
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おばあちゃんの趣味探しで家族ができるサポート方法
おばあちゃんが趣味を見つけるために、家族ができるサポートはたくさんあります。ただし、押し付けにならないことが最も重要です。
無理に押し付けず小さな楽しみから始める提案

趣味探しで最も避けたいのは、「これをやりなさい」という押し付けです。本人が楽しめなければ、どんなに良い趣味でも続きません。
効果的な提案の仕方
「○○をやってみたら?」ではなく、「最近、こんな趣味が人気らしいよ。おばあちゃんも興味ある?」と選択肢として提示する。
「趣味を持たないとダメだよ」ではなく、「一緒に○○やってみない?」と誘ってみる。
いきなり大きなことを始めるのではなく、「来週の天気が良い日に、一緒に近所を散歩してみない?」など、小さなことから始める。
拒否された時の対応
「そうなんだね」と受け止めて、無理強いしない
時間をおいてから、別の提案をしてみる
なぜ興味がないのか、理由を優しく聞いてみる(体力的な不安、自信のなさなどが理由の場合もあります)
一緒に体験して楽しさを共有する姿勢

おばあちゃんが新しいことに挑戦する際、家族が一緒に体験することで、安心感が生まれ、楽しさも増します。
一緒に楽しむアイデア
散歩:週末に一緒に近所を歩く、公園まで一緒に行く。会話をしながら歩くことで、コミュニケーションの時間にもなります。
料理:孫と一緒にお菓子を作る、家族で料理教室に参加する。「おばあちゃんに教えてもらう」という形にすると、おばあちゃんの自信にもつながります。
塗り絵:一緒に塗り絵をして、完成したら互いに見せ合う。競争ではなく、楽しみを共有する姿勢が大切です。
映画鑑賞:一緒に映画館に行き、見終わった後に感想を話し合う。
園芸:一緒に花屋に行って花を選び、植え付けを手伝う。成長を一緒に見守ることで、会話のきっかけにもなります。
続かない時も責めずに見守る寛容さが大切

新しい趣味を始めても、続かないことはよくあります。そんな時、「なぜ続けないの?」と責めるのは逆効果です。
続かない理由はさまざま
思っていたより体力的に辛かった
思っていたより楽しくなかった
周りの人とうまくいかなかった
お金がかかりすぎた
単に気分が乗らなくなった
理由はどうであれ、「合わなかったんだね」と受け止めることが大切です。無理に続けさせようとすると、おばあちゃんはプレッシャーを感じ、かえって何もしたくなくなってしまいます。
寛容な対応の例
「無理しなくていいよ。また気が向いたら教えてね」
「合わないこともあるよね。他に興味があることはある?」
「挑戦したこと自体がすごいことだよ」
大切なのは、趣味を持つことそのものが目的ではなく、おばあちゃんが心地よく過ごせることです。無理に何かをさせようとするよりも、本人のペースを尊重し、見守る姿勢が大切です。

趣味探しは試行錯誤の連続です。いくつか試してみて、本当に楽しめるものが見つかればラッキーくらいの気持ちで、気楽に取り組んでみましょう。
趣味がない状態が続く時に考えるべきこと
さまざまな趣味を提案しても興味を示さない、何をしても楽しそうにしない状態が続く場合は、専門家への相談を検討する時期かもしれません。
心配が続く場合は専門家への相談を検討する

以下のような状態が2週間以上続いている場合は、専門家への相談を検討しましょう。
何に対しても興味や喜びを感じられない
食欲がない、体重が減っている
眠れない、または寝すぎてしまう
疲れやすく、いつも体がだるいと訴える
「生きていても仕方ない」といった否定的な発言が増えた
身だしなみに構わなくなった
物忘れが急に増えた
これらは、老後うつや認知症の初期サインである可能性があります。早期に発見し、適切な対応をすることで、症状を改善したり、進行を遅らせたりすることができます。
地域包括支援センターやかかりつけ医の活用

専門家への相談といっても、いきなり精神科や認知症専門医を受診するのはハードルが高いと感じる方も多いでしょう。そんな時に活用できる相談窓口があります。
【地域包括支援センター】
高齢者とその家族の相談窓口として、各地域に設置されています。保健師、社会福祉士、ケアマネジャーなどの専門職が常駐しており、無料で相談できます。
相談できる内容:高齢者の心身の健康、介護保険サービスの利用、認知症への対応、家族の悩みなど
【かかりつけ医】
普段から通っている病院の医師に相談するのも良い方法です。本人の健康状態をよく知っているため、適切なアドバイスや、必要に応じて専門医への紹介状を書いてもらえます。
【認知症疾患医療センター】
認知症の専門的な診断や治療を行う医療機関です。各都道府県に設置されており、相談や受診ができます。
家族だけで抱え込まずに相談できる場を持つ

おばあちゃんの状態を心配するあまり、家族自身が疲弊してしまうこともあります。家族だけで抱え込まず、相談できる場を持つことが大切です。
「趣味を見つけてあげたいけれど、何をしてもうまくいかない」「おばあちゃんの無気力な様子を見ていると、自分も気が滅入ってしまう」「このままでいいのか不安で仕方ない」
こうした悩みは、一人で抱えていると解決が難しくなります。専門家に相談することで、客観的なアドバイスを得られたり、気持ちが楽になったりすることがあります。
「ココマモ」では、おばあちゃんの趣味がないことへの心配や、どのようにサポートすればいいかわからないといった家族の悩みについて、相談員が丁寧にお話を伺います。「趣味を見つけてほしいけれど、どう声をかけていいかわからない」「無気力な様子が心配だけれど、病院に連れて行くべきか判断がつかない」といった悩みも、お気軽にご相談ください。初回20分の無料相談もご利用いただけます。家族だけで抱え込まず、一緒に考えていきましょう。
おばあちゃんの健康や生活の質を守ることも大切ですが、それと同じくらい、家族自身の心の健康も大切です。一人で悩まず、適切なサポートを受けながら、おばあちゃんと家族の両方が心地よく過ごせる方法を見つけていきましょう。
介護うつの症状とは?早期発見のためのチェック項目と適切な対処法
おばあちゃんに趣味がない時の対処法:まとめ
おばあちゃんに趣味がないことへの対処法と、家族ができるサポートについてお伝えしました。
年齢とともに興味が変わることは自然なことであり、趣味がない=問題があるとは限りません。ただし、加齢による意欲低下や身体の変化、視力・聴力の低下などが背景にある場合があります。家族が心配になる気持ちも自然な感情です。
無気力のサインを見極めることが重要です。単なる興味の変化なのか、老後うつや認知症の初期サインなのかを注意深く観察する必要があります。2週間以上、何にも興味を示さない、食欲や睡眠に変化がある、否定的な発言が増えたといった状態が続く場合は、専門家への相談を検討しましょう。
おすすめの過ごし方10選として、散歩、塗り絵、読書、ガーデニング、軽い体操、カラオケ、料理、ボランティア、写真撮影、映画鑑賞をご紹介しました。大切なのは、本人が楽しめるかどうかです。
さまざまな提案をしても興味を示さず、心配な状態が続く場合は、地域包括支援センターやかかりつけ医に相談しましょう。家族だけで抱え込まず、相談できる場を持つことが、おばあちゃんと家族の両方にとって大切です。
趣味を持つことも大切ですが、それよりも大切なのは、おばあちゃんが心地よく、自分らしく過ごせることです。本人のペースを尊重しながら、見守り、サポートしていきましょう。
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