「財布を盗んだでしょう」「また泥棒扱いされた」そんな辛い経験をしていませんか。
認知症の物盗られ妄想は、介護者にとって最も精神的負担が大きい症状の一つです。東京都の調査によると、認知症の方の約15%に妄想が見られ、その80%以上が物盗られ妄想という報告があります。
さらに、アルツハイマー型認知症では15~56%に、脳血管性認知症では27~60%に出現するとされ、決して珍しい症状ではありません。そして、疑われる対象の多くが、介護時間の長いお嫁さんや娘さんなど、最も身近で大切に思っている人なのです。
この記事では、物盗られ妄想の統計的実態から心理メカニズムの深い理解、即時対応の実践的手順、環境整備による予防策、そして介護者自身のケアまで、認知症の物盗られ妄想対応を縦に深く掘り下げます。本人の不安に寄り添いながら、介護者の心を守る方法を学びましょう。
認知症の物盗られ妄想の統計的実態―8割超が経験
まず、データから現状を正確に把握しましょう。物盗られ妄想がいかに一般的な症状かを理解することが大切です。
認知症全体の15%に妄想、その8割が物盗られ型

東京都健康長寿医療センターの調査では、認知症の方の約15%に妄想が見られることが報告されています。
この妄想の特徴は、被害的な内容が多いことです。特に、自分の財布や貯金通帳が盗まれたと訴える「物盗られ妄想」は8割以上と言っても過言ではありません。認知症の妄想の中で、最も出現頻度が高い症状なのです。
認知症の種類別に見ると、さらに詳細な傾向が浮かび上がります。アルツハイマー型認知症では15~56%、脳血管性認知症では27~60%に物盗られ妄想が見られるとの報告があります。
最も出現率が高いのはレビー小体型認知症です。物盗られ妄想だけでなく、自分の家を自宅ではないと感じたり、知らない人が家の中にいると感じる「誤認妄想」も合併しやすいのが特徴です。
認知症種類別の物盗られ妄想出現率
認知症全体:約15%に妄想、その80%以上が物盗られ型
アルツハイマー型:15~56%
脳血管性:27~60%
レビー小体型:最も高頻度(誤認妄想も合併)
中等症以上:36%(妄想全般の頻度)
初期から中期に多く、進行で自然に収まる傾向

物盗られ妄想は、認知症の初期から中期にかけて現れます。
この時期は、記憶障害があっても身体はまだ動く時期であり、本人も「何かおかしい」と自覚しています。できないことが増えていく不安、自信を失っていく恐怖、そうした感情が最も強く表れる時期なのです。
重要なのは、認知症が進むにつれて症状が収まる傾向があることです。認知機能の低下が進むと、物への執着自体が薄れ、妄想も自然に消滅していきます。妄想の訴えは数ヶ月で終わらず、1年以上続くこともありますが、永遠に続くわけではありません。
ただし、「いつか収まる」と耐え続けることは、介護者の精神的負担が大きすぎます。適切な対応により、症状を和らげることは可能です。
疑われるのは身近な介護者―お嫁さん・娘が8割

物盗られ妄想で盗んだとされるのは、介護している時間が長い人が多いという特徴があります。
中でも、何でも言いやすいお嫁さんや娘さんの場合が多く見られます。大切に思っている人、毎日顔を合わせる人、一番お世話をしてくれる人が、矛盾しているようですが最も疑われやすいのです。
その他、家に出入りするようになったヘルパーさんや、施設の職員が対象になる場合もあります。つまり、物を盗る機会が最も多いと本人が認識する人が疑われるのです。
日本では女性に多く見られる症状であることも報告されています。欧米では性差による頻度の差を認めていない研究が多いのに対し、日本では明らかに女性に多いという文化的・社会的要因も指摘されています。
認知症の物盗られ妄想はなぜ起こる―心理メカニズムの深い理解
統計を踏まえて、なぜ物盗られ妄想が起きるのか、その心理的背景を深く理解しましょう。
記憶障害が生む「ない=盗まれた」という即断

物盗られ妄想の根本原因は、記憶障害です。
認知症でない高齢者も「置き忘れ」をすることはあります。しかし、その場合は「自分が置き忘れた」という自覚があります。一方、認知症の物盗られ妄想では、自分が失くした自覚がありません。
記憶障害により、置き忘れた事実を覚えていられないため、ほとんど探すこともなく「ない=盗まれた」と即断してしまいます。大切なお金などの物を自分でしまったのに、しまったこと自体を忘れてしまうのです。
さらに、普段は使わずに押し入れの奥などにしまい込んでいる物のことを、急に思い出したりすることもあります。記憶の混乱により、過去に置いた場所と現在の場所を混同し、物の置き場所を勝手に変えられた、盗まれたと感じるのです。
無意識のうちに思い込みから物語を作り上げ、その結果、存在しない「盗難」が現実の出来事として記憶されます。記憶障害により自分で物の存在を確認することが難しくなるため、疑念が確信へと変わっていくのです。
喪失体験の連続が被害妄想を生む深層心理

記憶障害だけでは、物盗られ妄想の全体像は説明できません。もう一つの重要な要因が喪失体験の連続です。
東京都健康長寿医療センターの粟田主一教授は、Aさんという女性を例に挙げて説明しています。「夫を失い、仲良しだった姉を失い、さらに物忘れが出てきて日々失敗が重なっています。自信を失い、人付き合いを失い、健康も失い、年を経るごとに財産も少しずつ失っている。こういった喪失体験の連続の中で、財布を見失うという体験をしているのです」
老年期は「喪失」の時期と言われています。仕事を退職して社会的な役割がなくなる、家族や親しかった友人を亡くす、病気により健康を失う、こうした状況が重なりがちです。そんな中で自分が生活している「足跡」でもある記憶を失ってしまうのは、さらに大きな不安を生じます。
高齢になると、親しい方が亡くなったり、財産が減ってきたり、体調を崩したりといった状況が重なります。このような状況の中、怒りや不安から、財布が見当たらなかったことを「誰かのせい」にしてしまうと考えると、理解できるのではないでしょうか。
自尊心低下と疎外感が妄想を悪化させる構造

物盗られ妄想には、自尊心を傷つけられたという思いが背景に潜んでいる場合も多いのです。
認知症の方は、自分が認知症だと理解していないケースもありますが、多くの場合「以前はできたことができなくなる」「周囲の言っていることが理解できない」といったことに不安を感じています。
日常的に家族に「どうしてできないの」「さっき言ったのに!」と責められていると、家庭内で孤独感や疎外感を感じます。その結果、物盗られ妄想が見られやすくなってしまうのです。
家族に何度も置き場所を尋ねたり、家の中を探し回ったりすると、叱られることがあります。「私が困っているのになぜ怒るのか」と不安や不信感が生じ、「この人が盗んだから怒ってごまかしているのか」と考え、物盗られ妄想につながるのです。
配偶者を失くして息子夫婦と同居を始めた、ヘルパー利用を始めたなど、環境の変化が不安の原因となっている場合もあります。生活リズムが変わることが、認知症の方にとって負担になります。子ども夫婦と同居が始まった時には、元々住んでいる家族の中に入っていくため、認知症でなくとも疎外感を持つ人は多いのです。
認知症の物盗られ妄想対応の実践―共感と探索の手順
心理メカニズムを理解した上で、実際の対応方法を学びましょう。即時対応が信頼関係を左右します。
否定せず共感する―「心配だよね」の声かけが鍵

物盗られ妄想が起きた時、最も重要なのは否定しないことです。
「そんなわけがない」「あなたの思い違いだ」と否定しても、多くは理解が得られません。それどころか「信じてもらえない」という負の感情を抱かせ、本人の自尊心を傷つけてしまいます。
想像してみてください。突然、財布が消えてしまったという状況を自分が体験したら。近くにいた人に尋ねて「自分はやっていない」と強く主張されても、余計に怪しく思えるかもしれません。「えっ、財布がなくなったのですか?それは大変、一緒に探しましょう!」と心配された方が気持ちは落ち着くと思いませんか。
物盗られ妄想に限らず、認知症の方の妄想には、本人に対して「共感」を示すことが重要です。ただし、「この家に泥棒が入った、大変だ!」など、妄想を助長するような発言は良くありません。
「財布が見当たらず不安ですよね」「心配ですよね」「大変だったね」など、妄想の内容ではなく本人の気持ちに共感を示す声かけを心がけましょう。「見つかるまで一緒に探しますよ」など、本人が安心できるような言葉を選ぶことが大切です。
一緒に探す―本人が見つける場所に誘導する技術

共感を示したら、次は一緒に探すことです。
重要なのは、本人が探す場所を優先することです。本人が「あそこを探したい」と言えば、たとえそこにないとわかっていても、一緒に探します。訴えをよく聞き、共感を態度で示すことで、自分の訴えが聞き入れられたと安心し、落ち着く場合もあるのです。
失くし物を周囲の人が見つけた場合や、元々どこにあるのか知っている場合も、本人が見つけられるように置き直すことが極めて重要です。本人の行動パターンからよく行く場所に置き直すと、「自分で失くして、自分で見つけた」と理解しやすくなります。
なくなったものを本人以外が見つけて指摘してしまうと、新たな妄想に発展する恐れがあります。「あなたが隠していたんでしょう」「やっぱり盗んだのね」となりかねません。なくなったものを自分で発見できれば、本人が安心でき、生活する上での自信もつきます。
探しながら、本人が好きな番組や食事の話など、別の話を切り出すのも良いでしょう。注意が逸れて収まる場合があります。
話題転換と安心の伝達―「預かってるよ」の効果

探している最中や、興奮が続いている時は、話題を転換することも有効です。
「きれいに片付いたね」「お茶にしよう」「今日は良い天気ですね」など、全く別の話題に注意を逸らします。興奮している時に無理に探し続けるより、一旦落ち着いてから再度探す方が、結果的に早く解決することもあります。
家族が預かって管理している場合は、「通帳は私がちゃんと保管していますよ。いつでも確認できるからね」など、その事実を「安心できる」形で伝えることが大切です。「安全に預かっている」「いつでも返せる」という安心感を与えましょう。
物盗られ妄想がある事を理解している方を呼び、1対1にならないようにすると、注意が逸れて収まる場合もあります。第三者の介入が、状況を客観視させる効果を持つのです。
物盗られ妄想への即時対応5ステップ
1. 落ち着いて話を聞く(否定しない)
2. 気持ちに共感する(「心配だよね」「大変だね」)
3. 一緒に探す(本人が探す場所優先)
4. 本人が見つけられるよう誘導(置き直す)
5. 見つけたら一緒に喜ぶ(本人の手柄として)
【物盗られ妄想の対応に悩むあなたへ】
認知症の物盗られ妄想の予防策―環境整備と役割提供
即時対応に加えて、妄想を未然に防ぐ予防策も重要です。環境と役割が鍵を握ります。
部屋整理と固定場所化で忘却を防ぐ環境対策

物盗られ妄想の予防として最も効果的なのが、環境整備です。
大切な物は置く場所を決め、部屋を整理整頓された状態にしておくことをおすすめします。整理された環境は、物を探す際の混乱を軽くするのに役立つとともに、認知症の方にとっても安心できる場所として認識されます。
ただし、常に見える所に置いておくと別の場所にしまいこんでしまう可能性があるため注意が必要です。認知症の方は「盗られた」と思うと、より見つけにくいところにしまいこむ傾向があり、その後、しまった場所がわからなくなるという悪循環を引き起こします。
財布や貯金通帳など、特に大切な物は、本人が安心できる「定位置」を一緒に決めましょう。「この引き出しの一番上」など、具体的な場所を視覚的にもわかりやすくします。
見える収納も効果的です。透明なケースを使う、ラベルを貼るなど、何がどこにあるか一目でわかる工夫をします。ただし、あまりに多くの物が目に入ると混乱するため、適度な整理が必要です。
役割提供で自己肯定感を高める心理的予防

環境整備と並んで重要なのが、役割の提供です。
物盗られ妄想の背景には、認知機能障害による自身の能力や役割、生活などにおける喪失感があります。家事の手伝いやデイサービスでの活動など、無理のない範囲で本人の役割が感じられる機会を提供しましょう。
洗濯物をたたむ、野菜を切る、食器を拭く、新聞を取りに行くなど、簡単な家事でも構いません。「助かったわ、ありがとう」という感謝の言葉が、本人の自己肯定感を高めます。
日々の達成感の積み重ねによって自己肯定感は高まり、喪失感を和らげることが期待できます。「自分はまだ役に立つ人間だ」という実感が、不安や疎外感を軽減し、結果的に物盗られ妄想の頻度を減らすのです。
デイサービスでの活動参加も有効です。同年代との交流、様々なレクリエーション、役割分担のある活動などが、社会的つながりを保ち、孤立感を防ぎます。
コミュニケーション機会の増加が妄想を改善

興奮が見られていない時に、本人が不安に思っていることがないか、話を聞く機会を多く持ちましょう。
忙しい時に話しかけられても、「忙しいから」と突き放さずに「後で聞きますね」「今ちょっと手が離せないけど、すぐ行くね」などのフォローが必要です。話しかける機会を多く持つと、物盗られ妄想も改善される場合があります。
家族以外の人を自宅に入れることも、物盗られ妄想を悪化させる可能性があります。ケアマネジャーやヘルパーなどが訪問する際は、直前に説明する(前もって説明するのは良いですが、それだけでは当日に忘れてしまう可能性があります)、必ず本人に挨拶してから入るなどの工夫が必要です。
認知症の物盗られ妄想と介護者ケア―距離と支援の重要性
本人への対応だけでなく、介護者自身のケアも不可欠です。心の健康が継続的な介護を支えます。
疑われた時の感情整理と距離を置く勇気

物盗られ妄想は、家族など身近な人へ疑いの目が向けられる傾向があります。大切に思っている人から「物を盗られた」と疑われることは、介護する家族にとって極めてつらい経験です。
疑われたときに湧き上がる驚きや悲しみ、怒りなどのさまざまな感情は、無理に抑え込もうとせず、自分の気持ちをしっかり受け止める時間を持つことが大切です。
実際に犯人扱いされている中で、否定せず優しく対応するのは難しいことです。ヘルパーや施設職員は、仕事として関わっているので対応も勉強していますし、感情的にならずにすみます。しかし、家族での対応は感情的になりやすいのです。
疑いの目が特定の人にばかり向けられる場合は、他の家族からも誤解される可能性があり、大きな孤立感を抱くことになりかねません。そのような時は少し距離をおいてみることも検討してください。
他の家族やデイサービス、訪問介護サービスなど周りのサポートを受けながら、介護する方がリフレッシュする時間を確保することも重要です。可能であればデイサービスの回数を増やしたり、ショートステイを利用するのも良い選択です。
家族会と認知症カフェで介護者ストレス軽減

一人で抱え込まず、周囲の人と協力して介護を行うことが大切です。
家族会や認知症カフェを通じて、共感し合える介護経験者に話を聞いてもらいましょう。同じ悩みを持つ家族と出会い、「一人じゃない」と実感できる場所は、心の大きな支えになります。
ケアマネージャーなどの専門スタッフに相談することで、感情の整理がしやすくなります。介護のプロは、あなたが今感じている辛さを理解してくれます。具体的なアドバイスだけでなく、気持ちを受け止めてもらえるだけで楽になることもあります。
地域包括支援センターも、認知症患者の対応について相談できる場所です。介護サービスの量を増やす、老人ホームなどの介護施設への入居を検討するなど、具体的な選択肢を提示してくれます。
主治医相談と薬物療法の選択肢を知る

物盗られ妄想がひどい場合、暴言時などは、主治医に相談しましょう。
物盗られ妄想は、認知症の周辺症状の一つです。治療方法は、原因となった認知症の種類によっても異なります。また認知症のほか、精神疾患の統合失調症やうつ病が原因になっていることもあります。
医師の指導の下、症状を軽減するための薬物療法を開始することが選択肢となる場合があります。認知症の原因となっている病気の種類によっては、服薬による症状の改善も見込めます。
ただし、薬には副作用もあります。抗うつ薬や抗認知薬には、せん妄の副作用があることが多く、高齢者の使用を推奨していないものもあります。薬の服用で症状が悪化する可能性もあるため、必ず主治医とよく相談し、慎重に判断することが重要です。
症状が改善しない場合は、かかりつけ医や地域包括支援センターの窓口、認知症専門外来や全国もの忘れ外来などで相談しましょう。正しい対応を早期に行うことは、認知症自体の進行を遅らせることや症状の軽減に効果的です。
認知症の物盗られ妄想対応は共感と支援で:まとめ
認知症の物盗られ妄想は、認知症全体の約15%に見られ、その80%以上が物盗られ型という極めて一般的な症状です。アルツハイマー型では15~56%、脳血管性では27~60%、レビー小体型では最も高頻度で出現します。
疑われる対象の80%超が介護者であり、特に介護時間の長いお嫁さんや娘さんが多いという特徴があります。家族関係悪化や虐待リスクの要因となり、独居高齢者の万引きとも連鎖する深刻な社会問題です。
物盗られ妄想の心理メカニズムは3層構造です。第1層は記憶障害による「ない=盗まれた」という即断、第2層は夫・友人・健康・財産・自信といった喪失体験の連続、第3層は叱責による疎外感と自尊心低下です。これら3つが重なると、被害妄想が強固になります。
即時対応の実践では、否定せず共感することが最も重要です。「心配だよね」「大変だね」と気持ちに共感し、一緒に探します。重要なのは、本人が探す場所を優先し、本人が見つけられるよう誘導することです。周囲の人が見つけて指摘すると、新たな妄想に発展する恐れがあります。
話題転換や「預かってるよ」という安心の伝達も効果的です。第三者を介入させて1対1を避けることで、注意が逸れて収まる場合もあります。
予防策として、環境整備が極めて有効です。部屋を整理整頓し、大切な物の置き場所を固定化します。見える収納も効果的ですが、常に見える所に置くと別の場所にしまい込む傾向があるため注意が必要です。
役割提供による自己肯定感の向上も重要です。簡単な家事を手伝ってもらい、感謝の言葉を伝えることで、喪失感を和らげます。デイサービスでの活動参加も、社会的つながりを保ち孤立感を防ぎます。
コミュニケーション機会を増やし、話を聞く時間を持つことで、物盗られ妄想も改善される場合があります。忙しい時も「後で聞くね」とフォローの声かけが必要です。
介護者自身のケアも不可欠です。疑われたときの感情を無理に抑え込まず、自分の気持ちを受け止める時間を持ちましょう。疑いの目が特定の人にばかり向けられる場合は、少し距離を置くことも検討します。
家族会や認知症カフェで、共感し合える介護経験者に話を聞いてもらうことが、心の大きな支えになります。ケアマネージャーや地域包括支援センターなど、専門スタッフに相談することで感情の整理がしやすくなります。
物盗られ妄想がひどい場合は、主治医に相談し、薬物療法の選択肢も検討します。ただし、副作用もあるため、必ず主治医とよく相談し慎重に判断することが重要です。
認知症の物盗られ妄想は、初期から中期に多く、進行で自然に収まる傾向があります。永遠に続くわけではありません。適切な対応により症状を和らげながら、介護者自身の心も守る。その両立が、持続可能な介護の鍵です。
一人で抱え込まず、周囲と協力し、専門家の力を借りましょう。本人の不安に寄り添いながら、介護者の心を守る。その両方を実現することが、物盗られ妄想との向き合い方です。
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